社会人になって、仕事や懇親会などで日々過労や疲労が続いているかと思います。
特に飲み会などで不摂生になりやすい日々。
ダイエットはしたい!でもどうやって?何から?
運動したいとは思っているけど中々できずに、三日坊主になってしまいやすい(涙)。
理由は色々とあると思いますが、簡単に出来る運動としてオススメしたいのが『ランニング』。
次項からはランニングのメリットを解説していきたいと思います。
目次
ランニングをお勧めする理由
運動の種類は沢山あって、皆さんの得意・不得意があると思います。
その中でも私が『ランニング』をお勧め理由を書いていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
走るという行為は誰でも出来る
『走る』という事に関しては、誰でもできるというメリットがあります!
皆さんは学校の授業で体育を受けた中で、色んな運動をしてきたと思います。
球技や水泳・武術にマットなど色々。
誰もが出来る出来ないで優劣がついていたと思います。
そして技術が特に必要になってきますよね?
野球だと『正確に打ち込む技術やボールを投げる技術、キャッチする、走る、etc…』
サッカーだと『蹴る技術、相手をかわす技術、フォーメーション、etc…』
色んな技術の習得が必要になってきます。
ランニングは深くを追求しないで運動するとなると、『走る』という技術だけで全てが足りてしまうのです!
もちろん、その中で『距離を延ばすため』『早く走るため』という部分は出てきますが、それは他の運動も基本は同じ。
更にもう一つのメリットは『一人でも出来る』ということ。
数ある運動の中で、一人でできる運動というのは中々ありません。
場所を、人を、技術を問わないという面では『ランニング』に勝る運動は無いと思っています。
是非始めて見てください。
準備するものが最小限
運動を始める上で必要なのが、最低限必要な各装備!
その意味では、ランニングは準備するものが最小限で始めやすいと思います。
色んな装備が必要な運動の中で、ランニングは特に少ない準備で始められるメリットがあります。
最低『運動靴』があれば充分なのです。(もちろんランニングシューズを履くことは特にオススメしますけど)
どんな条件だって走れることが出来るのは、凄く大切な、簡単な要素だと思っています。
自分の気分次第では、天気も条件も何も関係ないのがランニングの最大のメリットなので、どんなに短い距離からでも始めて見てはいかがですか?
走った後の爽快感は素晴らしいですよ!
年齢は関係ない!必要なのは行動力のみ!
ランニングを始めることに年齢は一切関係ありません!
必要となるのは、『初めてみよう!』という気持ちと行動力のみです。
私は、ランニング及びマラソンを始めてから、まだ1年程度。それまでは学生時代以来、15年以上は年1~2回の運動大会に参加する程度。
ちょっとした運動で息切れを起こし、次の日には筋肉痛( ノД`)シクシク…
しかも数日続きます。その辛い事(笑)
しかしマラソン大会に参加して色んな人を見ていますが、明らかに私の年齢以上(推定60歳前後)の人が物凄いスピードで抜いて行き、そのままゴールする姿をかなりな確率で見ています。
という事は、『運動するのに年齢は関係ない!』という事になります。
どんなに運動できない人でも、新しい事に挑戦する上で年齢は関係なく、もっと必要なのは『やるか、やらないか』が一番大切です。
ランニングに挑戦するのには、どんな理由でも個人的には良いと思っています。
『痩せたい』『単純に走りたい』『メダルが欲しい』、『美味しいものが食べたい!飲みたい!』本当に何でも良いです。
時には周りの人から『何?走ってるの?無駄な事するね(笑)』なんて、冷やかしもあるかも知れません。でも、気にする必要は無いと思います。
冷やかしをしている人には分からない、やっている人達だけが分かるその世界の『素晴らしさ』があります。
その大切な一歩をどんな理由でも良いので見つけ出して、ランニングをする理由に繋げてみましょう。
恥ずかしいなどの理由は、最初の数回だけです。
大切なのは『やってみよう!』という気持ちと、それを実行する『行動力』のみですよ。
ダイエットが目的
ダイエットが最大の目的な人もいると思います。
私も最初のうちは運動したい!という目的もありましたが、それよりも先に最大な理由『痩せたい』。
そりゃ、15年以上も飲み食いが盛んであれば…ねぇ… ←一番ダメな言い訳(笑)
今でも多少は出っ張りがありますが、それでも全体が引き締まってきた分、見た目は以前より遥かにマシ(友人談より)(笑)
『走れば痩せれるんだ!じゃあ毎日15分を目標にしよう!』
お気持ちは分かりますが、ここでも1つアドバイス。
もちろんそれでも問題ありません。運動しないよりかは明らかに良いです。
でも、もっと効率的に脂肪を燃焼させる要素があります、それは…
ランニング(運動)を開始してからの20分以前の動きというのは、エネルギーとして使われているのは『糖質』だったりします。
所説はありますが『脂質』は20分以上、走る事によってようやく燃焼させ始めることができると言われています。
『走るのには、距離も大切だけど時間が大切ですよ~』といった理由は、単に走るだけではなくダイエット効果を高めるために必要な要素になりますので参考にしてください。
マラソン大会の種類が豊富
全国各地、ほぼ毎週と言っていいほどマラソン大会が開催されており、その種類も様々であり豊富です。
3kmから参加できる大会もあれば、100kmを超えるものまであります。
参加者も多様で今を走り抜ける少年達から、まだまだこれから!と意欲を出しながら走り続けるご年配の方。目が不自由でもサポートランナーと一緒に駆け抜ける人。色んな方達がいて頑張っています。
そこには『ゴールする!』という目的以外には特になく、『太っているから』『遅いから』とかといって気持ちをマイナスにさせる人は誰一人いません。更にあるのは沿道で見学している見知らぬ人でも『頑張れ~!』という温かい言葉。
私はこの声援を力に疲れた身体に対して『もっと頑張って先に進もう!』という意欲に繋げていますあ。
ランニングを維持するためにも、少しずつ大会に参加をしてみては如何ですか?
完走する事で前向きになれる
よく『フルマラソンを完走すると人生が変わる!』というお話を聞きますが、
正直に言います、『変わりません!』(笑)
人生というより、『人生観』が変わるといいますか、長い距離を走れるようになればなるだけ、続ければ続ける分だけ『1つの自信』になるのだと思います。
実際、私も元々マラソンを始める前はネガティブ思考が強く行動力もさほど無かった方です。しかし、フルマラソンを完走した後、最初はいつも通りの思考だったのですが、何回か完走を繰り返すうちに少しずつですが、前向きになってきました。
『新しい事に挑戦したい!』『悩んだ時には引きこもらず、走るのみ!』『まずは挑戦してみる!』そんな考え方が少しではありますが持てているのは、ランニングに関わる事ができたからだと思っています。
皆さんも初めの第一歩を踏み出してみましょう。
もしかしたら大切な『何か』を得ることが出来るかも知れません。
ランニングの始めるために大切なポイント
前項でランニングをお勧めする理由を説明してきましたが、いざ始めようとして『いきなり痩せるために10km走ろう!』とか『毎日走って体力をつけるんだ!』と目標を高く設定しても、体の痛みやモチベーション、筋肉痛からの『今日もやりたいけど、辛いからいいや』という気持ちから、中々一歩を踏み出せない事があると思います。
実際、体が慣れるまではかなりな疲労感があり『今日も頑張ろう』という気持ちが揺らぐことが多々あると思います。
『辛いから明日』『今日は寒いから』と弱気になる事でしょう。
なので、最初はもっと『小さな目標』を立てて、三日坊主にならないような『自分にとっての無理のない日程』を設定することでモチベーションの維持に繋がると思います。
ダイエットに繋げるため、健康的であるため、常に運動をし続けるために次の項目を参考にしてみてください。
始めのうちはゆっくりと…
いざ走り出そう!と思うと、一番最初に出てくる問題がおそらく『膝の痛み』。
ですので、初めのうちはゆっくりとランニングを始めることが非常に大切です。
久しぶりに走り出すと息切れは確かに発生してしまいますが、目標にしている距離を走ろうとすると少し動いただけで膝に負担が掛かってくる事だと思います。
(実際、最初は私も3km程度で支障が出ました)
これは、膝が運動する事に慣れていないため炎症を起こしてしまうのが原因です。
私も発生した時は1週間以上、復帰に時間がかかりました💦。
原因は膝関節の使い過ぎによる『軟骨の極度の損傷』。
「そんなに大変なら、ランニングやらない方が良いんじゃない?辞めようかな?」(心の声)
ちょっと待ってください!
確かに膝の痛みは深刻な問題ではありますが、解決できない訳ではありません。では、解消するためにはどうしたら良いのか。
「ランニングじゃなくて、ウォーキングだよね。話が違…」
だから待ってくださいって!(笑)
最初のうちに大切なのは『体が運動する事に慣れる事』。
距離を延ばすよりも先に、運動できる時間を延ばすことが重要になります。
今日は例えば15分。慣れてきたら次は20分、30分と増やして行きましょう。
ある程度、運動する事になれてきたら少しずつ走り出してみましょう。
その時もいきなり早く走るのではなく、『お互いが会話が出来る程度の速度』で走る事が大切です。
これはLSD(Long Slow Distance)とも呼ばれ、実際にマラソンランナーも取り入れている練習法です。
メリットと致しましては、体全体の毛細血管の発達を促し、酸素を多く取り込みやすくする事で心肺機能をアップさせ、脂肪を燃焼しやすい体質に導いてくれます。
極端に心拍数を上げて走るのではなく、適度な心拍数の範囲で運動する事によって、全身の脂肪を燃焼させやすくなりますので、ぜひ試してみてください。
走り出して疲れが出てきた時には、途中で歩くことも取り入れ、5分走る→5分歩くといったメリハリを付けて、とにかく『運動する時間を延ばす』事が重要となってきます。
また、充分な栄養を取り入れる事も大切です。好きなものを食べるばかりではなく、バランスを考えた食事を取り入れるようにしましょう。
※少しでも膝への負担を少なくするために、膝の円運動体操も取り行けると効果的です。
(世間では『グルコサミン体操』のCMで見られるアレです)
時間の無い人はスキマ時間を有効に使おう
『休みの日に』『それなりの時間がある時に』と考えていると、結構後手に回してしまい中々走れる時間が作れない!という事にも繋がりかねません。
そんな時は、日常生活の一部にランニングやその一部を取り入れ、スキマ時間を使う事で解消される場合があります。
例えば出勤や帰宅の時、1駅手前で降りて走り出す。
普段は足腰の強化のために、エレベーターを使わずに階段を利用したり、時間が出来たら走り出す。
次の予定まで少しだけ時間があるから、10分だけでも走ってみる。
どんなに短い時間でもランニングに関わる事が大切です。体を動かすことによって筋肉が『運動する』という事を記憶し、次に走る時にはまた一歩楽に走れることでしょう。
注意すべき点はあまり長い時間、運動を休んでしまう事。
極端に休んでしまうと、身体が元の能力まで下がってしまいます。
ですので最初は週1回~2回でも大丈夫です。慣れてきたら週3回~4回を目安に行うようにしてみてください。
それくらいの期間だと、筋肉の疲労回復にもつながりますし強化にもなります。
ちょっとしたスキマ時間を使いながら、ランニングに慣れていきましょう。
音楽を聴いたり、仲間と一緒に走ってみよう
もちろん最初は単に走るだけでは楽しくないでしょうから、もし一人で走るのが寂しい・恥ずかしいと思われるのであれば共感できる仲間と一緒に運動する事がモチベの維持にも繋がります。
走っている人達が集っているサイトも色々とありますので、探してみてはいかがですか?
仲間を作り一緒に走る事で、自分が『今日は走らなくてもいいや~』とかのサボりがちになりそうなメンタルに対してサポートをして頂けるからです。
大人数になると集まりにくくなったりそれぞれの能力によって差が出やすいので、できれば3~4人がベスト。(2人だと両方が挫折すると終了ですからね(笑))
ランニンググループにいるメンバーは走る事をメインに活動しているので、レベルの違いはあるかも知れませんが、皆さん同じ道を歩いてきて『最初は辛かった』とかの大変だったことも体験しているので、アドバイスすることはあっても、誹謗中傷をいう事はありません。
もし不安なら、グループに入った時に『初心者なので、色々と教えて頂けると助かります、よろしくお願いします』という一言があれば、相手もあなたのレベルが分かるので助言しやすいと思います。
大切なのは、一歩を踏み出す勇気です。頑張ってください。
まとめ
今回は運動不足になりがちなあなたに『ランニング』についてご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
運動だけではありませんが、色んな事に対して大切なのは『楽しむ事』。
楽しむ事によってモチベーションの維持にも繋がります。
そして最初から大きな目標を立てるのでは無く、少しずつできそうな『小さな目標』を目指し、そして目標を達成した時には自分に対し『ご褒美』を渡すことによって、更に続けていこう!という姿勢になりますので、ぜひ実践してみてください。
今やランニング人口は約1000万人とも呼ばれる程の大ブーム。背景には『東京マラソン』『ダイエット』『各地の綺麗な景色』『各大会の完走メダルや地元の食材を使ったエイド』『簡単に始められる』など様々な理由があると思われます。
ぜひこの機会にランニングを始めてみませんか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。