パリといえば『花の都』と呼ばれ、ファッションや芸術、食事に観光と色々と楽しめる場所でもあります。
そんな素晴らしい街並みを堪能しながら、実際にランニングをしてきた時のメリットや感動したスポットをお伝えします。
今の時期は難しいかと思いますが、今後広く世界中を旅することができるようになった際には、ぜひパリの街並みを走ってみてください。
目次
パリの街並みを走るメリット
まずは、私がパリの街並みを実際に走ってみて感じたメリットをご紹介しますね。
(※今の時期は、お家で私の撮影した写真をどうぞお楽しみください!)
綺麗な建物を見ながら走れる
パリといえば、西洋の街並みや美術館など何度見ても美しい建物が街の要所に設置されており、外観だけでも感動できる施設が沢山あります。
ルーブル美術館、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ヴェルサイユ宮殿などその数は数えきれないほど!
そんな素敵な街の中を走れるだけでも、物凄い感動が押し寄せて来ることでしょう!

綺麗な建物を見れる景色の中を走っていると疲れなんで感じないほどのインパクトでした。

やはり、写真で見るよりも実際に現地で見る各施設の素晴らしさは格別です。
ぜひその感動を観光(見学)だけではなく、走る事でも記念にしませんか?
綺麗な風景が皆さんを待っていますよ!
走りやすい場所が多い
『パリって建物が密集していて走れるイメージが無いんだけど…』
『どこも人通りが多いんじゃないの?』
いえいえ、確かに実際に走ってみると街中は混雑しやすいですけど、それ以外の場所では案外走りやすかったりします。

走る度に変わる景色や建物、風景がとても斬新で進むたびに感動していたので、多少の問題は特に気にせず走っていました。
例えば、パリの一区から10分くらいのところにある、チュイルリー広場はとても走りやすかったです。

『チュイルリー広場』
この広場の近くでは学校の生徒さんらしき人達が、同じように走っていました。
ただ、街の中は結構タイルとかの凹凸が多くあり躓(つまず)きやすいので注意が必要です。折角の旅行+ランニングで怪我をしてしまってはその後の観光などに影響が出てしまうので、足元には十分に気を付けてメインの場所まで移動しましょう。
『その先では素晴らしい景色が待っている!』と思いながら進んで行くと、綺麗な建物や素晴らしい景色があなたをお出迎えしてくれることでしょう!
早朝のパリを満喫できる
早朝に走る事で人込みを避けランニングを爽快に行えると共に、パリの朝の日差しや空気、縦列のない観光施設などを外観から見れるので、凄くお勧めです。

橋の上から見たセーヌ川
外に出てみると、ヒヤッとした少し冷たい空気の中で人通りも少なくて走るのには快適でしたね。

ちなみに、朝にランニングを行うメリットも沢山あります。
- 基礎代謝の向上
- 脳を活性化しその日一日を快適に過ごしやすい
- ストレス強くなる
- 朝日を浴びて走る事で、気分をリフレッシュできる
朝ランをすることでその日一日を快適に過ごせるだけではなく、時間の有効活用にも繋がります。
まして、折角の海外旅行に来ているのだから少しでも満喫していきたい事でしょう。
海外で朝ランをすることは、例えば観光施設が開始する時間までのスキマ時間を有効に活用できると共に、朝の気持ちのいい空気を吸いながら脳を活性化させ、あちこちを快適に観光しながら満喫できるというメリットが沢山ありますので、ぜひ朝ランをしてパリを堪能してみましょう!
素敵な体験ができる事間違い無しです!
パリのランニングおすすめスポット
ここからは、私が実際に走ったコースとおすすめのスポットをご紹介していきます。
私が走ったコースはこんな感じです。

撮影ポイントやトイレ情報もお伝えしますので、ご参考になれば嬉しいです。
コンコルド広場
まずは、『コンコルド広場』。

車通りや信号が多く少し立ち止まる場合がありますが、結構広い場所ですのでグルっと一周してみるもの楽しいと思います。
ただし、歩道はタイルで作られているので足元に気を付けながら走らないと転倒しやすいので注意です。
すぐ近くにはセーヌ川やチュイルリー公園などもあり、ここを拠点としてあちこちに向かうのも良いかも知れません。
コンコルド広場とラレーヌ通りの辺りには公衆トイレもありますので、ここを拠点に走ると便利です。

私はランニング以外でも、このトイレ事情に非常に悩まされました(汗)
その他にも朝ランを行うのであれば、ホテルで水を準備するのも良いかも知れませんね。
チュイルリー公園
コンコルド広場のすぐ隣にある『チュイルリー公園』。
(チュイルリー『公園』とか『庭園』など、呼び方が様々なのが気になりますが…(笑))

ここは未舗装ではありますが砂利などが一切ない土ですので、非常に走りやすいです。
走れる場所は、3ライン上になっていますので混雑もしにくい個所になっていますよ。
(この写真は、コンコルド広場から入ってきて左側のラインです。)
少し進んで行くと噴水があり、そこを超えると噴水に到着します。


先ほどの林の中を抜けると何か所か噴水がありますので、また雰囲気がガラッと変わります。
この先にルーブル美術館がありますので、進んで行きましょう!
ルーブル美術館
先ほどのチュイルリー公園を抜けてカルーゼル凱旋門を超えると、『ルーブル美術館』の登場です。
チュイルリー公園との境目に数段の階段があり、そこからまたタイル張りの地面に変わりますので、足元に注意が必要です。

↑ルーブル美術館前で開館1時間前なのに長蛇の列がありました(汗)平日なのに、凄い人気ですね。
ここから、すぐ近くにセーヌ川がありましたので、今度はそちらに向かいました。
セーヌ川近郊
チュイルリー公園を通り、コンコルド広場まで戻ってくると目の前に『セーヌ川』があり、橋を越えてオルセー通り側の川のすぐ近くを進んで行きました。
『セーヌ川(オルセー通り側)』
砂というか土?があって少しだけ気にしながら走りましたが、それほどの問題ではないのでそのまま進んで行きます。
こんなにも川が近くを流れている事と『セーヌ川が目の前にある!』という景色に感動しましたね。少し進んで行くと、『アレキサンドル3世橋』があったので、そこでも記念に撮影しました。

橋の上からや同じ高さからも写真を撮りましたが、このように見上げるように撮るとまた違った見え方がしますね~。
パリはどこを走っていても、楽しいです。
ロシア正教会~ケ・ブランリ美術館前
再びオルセー通りを通りながら、今度はエッフェル塔に向かう途中に少し外観の変わった建物(ロシア正教会)を発見したので撮影しました。

この辺りは、普通の道路+歩道なので通行や足元に注意をしながら進んで行きましょう。
景色が極端に変わらないのかな?と思いながら、少しルートを変更して『走っていると真正面にエッフェル塔が出るような道』という事で、ここからラップ通り・ユニヴェルシテ通りを通りながら進んで行くと、ケ・ブランリ美術館がありました。
(正直、最初は『専門学校なのかな?』と思ってました(笑))

少し狭い通りではありますが美術館の周辺は緑も見えますし、この辺りだともうエッフェル塔は見えていますので見ごたえがありますよ。
ここを抜けると、『エッフェル塔』の登場です。
エッフェル塔
遂に来ました『エッフェル塔』!
『感動した!』としか言いようがありません!

『エッフェル塔』
エッフェル塔の周りにはちょっとした公園?のようになっており、ガラス張りの塀が設けられ中に入るのには入場券が必要となるので入れませんが、それでもかなりな近くで塔全体を眺められるので走る分には十分な景色となる事でしょう!
それほど距離は長くありませんが、エッフェル塔周辺を周回ランするのも楽しいと思います。
ただ走るだけではなく、こういった世界の有名な建造物や景色を堪能しながら走れる事は感動できますし、これからの自信に繋がると思いますよ。

『イエナ橋からのエッフェル塔』(若干の逆光(汗))
こういった景色をランニングしながら堪能していると、旅行とは観光や食事だけでは無い!という感覚が生まれますよね。
ぜひ実践してみましょう!
トロカデロ庭園
エッフェル塔からイエナ橋を超えたすぐ真正面にある『トロカデロ庭園』。

『トロカデロ庭園』(写真はエッフェル塔からのもの)
トロカデロ庭園周辺から凱旋門へ向かう方面は街並みに突入する事と坂道が多くなること、合わせて歩道が狭くなってくるので走る際にはスローペースで進むのが良いと思います。
凱旋門
トロカデロ庭園・パリ水族館を通過しイエナ通りを走り抜けていくと、待ちに待った『凱旋門』の登場です。
『エトワール凱旋門』
凱旋門は360度に渡って色んな角度から眺められるし、また予約を行えば凱旋門上部からこの全方位の景色を見渡せるので、素敵なエッフェル塔などの高い場所とは違った街並みが見える事でしょう。
パリは色んな場所に感動できる景色があるので多少の疲れも、見る事で癒されていきますよね。
まとめ
今回は海外ランニングをオススメするという事で、私が実際に走ったパリの観光名所を何か所かご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私も当時は初めて海外ランを行ってみましたが思っていた以上に走りやすく、また色んな素敵な景色を自分の足で訪れた感動は、車や交通機関を使って現地に赴くよりも遥かに感動が大きかったです。
そして自分の足で実際に海外を走る事で、『その街並みが全て記憶に残る!』ので感動の余韻が残ります。
今回ご紹介したのは、あくまでもごく一部であり、この他にも当然走りやすい場所や素敵な景色が沢山あります。
それは、実際に訪れた人にしかわからない景色であり感動だと思いますので、少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
ご愛読ありがとうございました。