冬に入り、各地で大雪や暴風に見舞われやすいこの季節。
家の中から窓を見るとそこには前も見えないほどの大雪&強風!といった現象を見る事も増えてきますよね。
今回はその中でもそんな災害が発生した時の対策をご紹介していきたいと思います。
今からでも遅くはありませんので、少しでも対策を取るようにしてみませんか?
1つでも対策を取っているのと取っていないでは『何か』が起きた時には安心感が違います!
備えあれば憂いなし!です。
目次
最低限の暴風対策グッズは何?
どんな準備をしていても不安になってしまう暴風対策。
何かがあった場合に『あ!○○があって助かった!』と思う事もあると思います。
そんな対策グッズを紹介していきたいと思います。
水
何と言っても大切なのは『水分』。特に水は最重要とも言える事でしょう。
水は私達の身体を潤す最も簡単で最も便利な存在です!
使い方も多種多様で、飲むほかにも料理や洗顔・手洗い・うがいなど色んな事に活用できる最強パーツです。
少し内容はそれてしまいますが、例えば『何かの薬品が目に入った』『怪我をした』など何かの一大時の時も、最悪は水で洗うだけでも対策としては何もしないより効果的です。
普段は身近にありすぎて存在が薄れてしまいがちですが、災害時には大いに役に立ちます。
しかし災害時には真っ先に無くなる商品の1つでもありますので、普段から常備しておくことをお勧めします。
災害の状況にもよりますが、ある程度の準備としては『3~4日』分くらいは最低用意できるようにしておきましょう。
ちなみに人間が1日に必要な水の量は、活動する量にもよりますが平均『2.5~3.5リットル』とも言われています。
水はペットボトル式であれば、長期に渡って保存も効きますので是非準備しておきましょう。
冷凍庫を持っている家庭では、災害が近づいてきた際に空いたペットボトルに水を入れて凍結させておくだけでもかなり違いますよ~。
その他にもポリタンクに水を用意しておくだけでも、調理用として重宝しますので、準備をしておきましょう。
保存食
長期保存のきく『非常食』関連は災害時には大いに役立ちますので、多めに準備をしておくことをお勧めします。
非常食と一言で言ってもかなりな種類がありますので、ここでは基本となる商品をご紹介していきます。
- 缶詰
- インスタントラーメン・カップラーメン
- レトルトご飯系
- 飴・チョコレート類
- 乾パン
などになります。
どれも長期保存がききますし、いざという時にはそれほど苦労も無く食する事ができるので災害が近い時に備えて普段から『ちょっと多め』に用意しておくようにしましょう。
缶詰の種類の中に『フルーツ系』を入れておくと、同時に水分も取れるのでGOODですよ~!
カセットコンロ&ボンベ
カセットコンロは、電気やガスが止まった場合に主に調理用として使う事ができますね。
主に料理をする時に必要となりますが、冬とかですとお湯を使った掃除にも使えるので活用法は多種多様になります。
一家に一台は用意をしておきたい道具でもありますね。
と同時に使用するためにガスボンベも多く用意をしておきましょう。
電気・ガスが止まっている時間が長い程ガスボンベの使用量は多くなりますので、災害の途中で『使えなくなった(汗)』という事が少しでも無いようにしましょうね。
ランタン&乾電池・ろうそく・マッチ類
ランタンとろうそくは主に夜の明かりを取るために使用します。
夜に部屋への移動、食事を取る際などに使えますので用意をしておきましょう。
乾電池による使用にはなりますが、非常に明るいので最低1つだけでも持っていると安心できます。
(できれば、家庭の人数分は欲しいですが…)
と同時に乾電池の本数も準備をしておきましょう。
いざ!という時に電池切れをしてしまったら、意味がありませんので(汗)
もっと簡単な方法としましては、ろうそくが便利です。
最近では長時間用などのろうそくも販売されていますので、
必要なのは、『ろうそく本体とマッチ(もしくはライター系)』のみ。
ランタンはもしかすると、電球も買い替えなければならない可能性がありますので(汗)
場所も取りませんので、便利だと思いますよ~。
ティッシュペーパー&ウェットティッシュ
ティッシュペーパー&ウェットティッシュも意外と身近にありすぎて忘れがちにはなりますが、災害に備えて多めに用意しておくことが大切ですね。
基本は『タオルで代用』できるとは言え、少しでも使ったものはすぐに捨てたい!と思うような事態にはティッシュペーパーは本当に大切ですね。
同時にウェットティッシュも用意しておくと便利です。
勿論手を洗ったりするのに使えますが、意外な使い方としては身体を拭くことができる。
電気やガスが止まってしまったら、お風呂に入れない状況が何日も続く可能性があります。
そんな時に、ウェットティッシュを持っているだけで最低限の身体を洗浄できますからね。
大切なのは、どんな状況に陥るかわからないので一番大切なものを最後の方まで残しておく!という先読みをする事だと思います。
ラジオ
こちらは、災害時の情報収集に役立ちます。
ラジオ1つあるだけで情報収集に非常に役立ちます!
『そんなの携帯で調べればすぐ解決するよねw』
そう思う人もいるかもしれませんが、携帯電話は最悪の状況に備えてなるべく使用を控えて置いた方が得策です。
携帯本体の電池の消耗も激しいため、普段の生活になれている人だとSNSやネットでの情報を集めようとするかもしれませんが、携帯電話はあくまで『連絡手段』として使う事を優先した方が良いです。
という事で、基本の情報収集はラジオから取っていった方が得策ですね。
そのためにも小さなサイズのラジオ機器で良いので、用意をしておきましょう。
情報収集だけでなく、番組を変える事で音楽などが流れていたら、暗い雰囲気への気分転換にもなると思いますので。
薬・応急処置備品
薬や絆創膏などの応急処置の道具は最低限持っていると、有事の際に役立ちます。
薬は最低限のものを持っているだけでもかなり違います。
風邪薬・胃腸薬や栄養剤など普段から使えそうな薬を常備しておくと便利です。
話しは少しそれますが、海外旅行に旅立つ時にも日本の医薬品があるだけで最低限の安心感と効力が保証されます。
風邪薬などの薬がある事によっての安心感にも繋がり、時にはプラシーボ効果によって薬が効いている!という気持ちにもなりますので準備だけは怠らずに!
その他の必需品
その他にも持っていると便利なものは数え切れませんが、それでも『あったら便利ですね~』というものをご紹介していきたいと思います。
- ビニール(コンビニ)袋 ⇒ ごみの収集や必需品を纏めるのに使える
- 衣類 ⇒ 暖を取るのに最適
- ほうきや工具セット ⇒ 物が倒れた際に対策として持っていると便利
スペースに余裕のある人は…
スペースに余裕のある人には、発電機を用意しておくとかなり便利です!
発電機は、都会やマンションでの生活をしていると『音・ガソリン臭』などに使い辛い要素が多いですが、持っていると非常に便利です!
私は、『東日本大震災』の時には、電気もガスも通らなかった時にこの発電機を使った事によって、かなり生活が便利になりました!
というのも、この発電機を1つ持っているだけで状況次第では『ある程度の生活は問題なくなる!』のです。
というのも発電機を使う事によって、電化製品が使える事の利点があります!
例えば冷蔵庫やストッカー(冷凍庫)。
食品を保存して置けるという利点を考えると、常時使っていたい電子機器になると思います。
例えばボイラー。
『水が使えない』と言った状況だと使えないですが、水が使える状態ですとなんとお風呂に入れます!(オール電化や灯油が無い家庭では使えませんが)
発電機の容量にもよりますが、1台あるだけで通常の生活に近い事もできるようになりますので、金銭や場所に余裕のある方は発電機の購入をお勧めします。
買う際に注意する事は、『インバーター式』の発電機を買う事!
インバーター式とは、簡単に言うと『機械を発電機に接続したときに、発電機本体の電圧が下がらない』機器の事
普通の発電機に例えば『冷蔵庫+炊飯ジャー+ストーブ』といったつなぎ方をすると、電気が機器本体に十分に供給できないため、電気供給の減少が生じます。
減少が生じると問題が発生しやすくなりますが、簡単に言うと『冷蔵庫+炊飯ジャー+ストーブ』が壊れやすくなります!
インバーター式ですと、その電圧の減少が起きにくいため一定の電圧のまま機器を使用できます。
(だからと言って、発電機本体の容量を超えた使用はできません。)
値段もかなりしますし場所もそこそこ取ってしまいますので、購入は躊躇してしまいますが持っているとかなり便利になるので余裕がある人は購入すると少しだけでも通常の生活をできるようになりますよ。
まとめ
災害に備えて色んな準備を行っていくと、『あれも必要・これも必要』と困惑する事が多いですが、その中でも取捨選択しながら、『本当に必要な最低限の準備』が大切になってきます。
こういった準備はどれだけ用意しても不安な事が多いですが、少しでも準備しているのとしていないのとでは安心感が圧倒的に違います!
そして、災害時には今ご紹介してきた商品は品薄もしくは入荷未定になる事が非常に多いですので、普段の余裕のある時に準備しておきましょう!!!
繰り返しますが『備えあれば憂いなし』です!